エージェントを通じた転職の面接側からの感想

エージェントを通じた転職の面接側からの感想

大企業のエージェントを通じた求人

 私がある大手の電機メーカーの技術マネージャーをしていた頃、2度大手のエージェント会社を通じての途中入社の採用面談を経験した事があります。大手の電機メーカーでは定期採用での人材確保が中心でが、景気が悪くて採用人員を1/2以下などに絞った場合、そうした世代の人が係長職になる頃には、あちこちの事業場で技術職のリーダーが不足し、大変な事になる事があります。そうした時には、エージェントを通じて、全社ではなく事業場毎に不足する人材を補う為に求人活動をする事があります。その面接に技術マネージャーとして面説をした事があり、その時に感じた事が何点かあります。

 

求人の見極め条件

 不足する人材を補う中途採用であり、しかもポストを担う人材を求めており、採用すると1,2年で定期採用の標準から優秀層が昇進する年齢水準のポストに付ける事が採用の見極め条件でした。こうした採用条件は、転職組みにとっては結構厳しい条件です。しかし、企業には浮き沈みがあり、同業や近い業種の企業にも経営状況が良くない企業もあり、そうした企業を飛び出し、新天地での活役を期する人材は居るだろうと考えていました。

 

面接を通じて感じた点

 面接には、求人した年にはエージェントの事前チェックを経て、5,6人づつの応募がありました。その面接を通して、総じて強烈な自己PRがない事に驚きました。なぜ、現在勤めている会社から転職を希望するのかの動機がまず弱いのです。今の会社に対する不満が動機なら、それを会社を全否定する悪口ではなく、上手く説明す事も可能ですが、そうした説明が十分でなく、色々聞いても、結局何となくと言った感じに聞こえてしまう人が大多数でした。

 

 また、求人で望んでいる事は即戦力ですぐにリーダーになる資質を持っている事ですが、それに対する意気込みも不十分な人が多かったのです。自分の事をこれでもかとPRされると、それはそれで鼻持ちならないと感じますが、自信なげにとにかく頑張りますと言われるよりはましでしょう。エージェントを通じ、求めている人材に付いて理解しているはずでも、こうした対応でした。

 

求人企業が何を求めて転職者を受け入れようとしているかの把握と、それに答える姿勢が大切

 先の例から言える事は、転職者を受け入れる求人先が、何を望んでいるのかをしっかり理解、把握して面接対応する事が重要で、しっかりと自分の考えを述べる事が重要だと言う事です。無難な答えをする事が、相手にとった自信がなく、考え方か判らないと評価される事があると言う点で、転職に当っては、しっかりとした動機や抱負を整理する事が重要です。

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